人には2つの生き方がある。
ひとつは「何かになりたい」という生き方であり、他のひとつは「何かをしたい」という生き方である。
「なりたい」と「したい」は似て非なるものであり、この生き方の違いにより、人は大きく異なった人生を歩むことになる。
「なりたい」は現在の状態ではない・・それは未来に対する「願望」である。
「したい」はまさに現在の状態である・・それは未来に対する「意志」である。
「なりたい」は願望であるがゆえに「理性的」であり、「したい」は意志であるがゆえに「情意的」である。
理性的願望が、人生を有意義で充実したものにするのか・・はたまた情意的意志が、人生を有意義で充実したものにするのか・・見解が相違するところではある・・。
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