宇宙ゆらぎから発生する現実世界(この世)には、何ら確たるものがない。すべては可能性に対する確率である。
我々の日々の営みは、その可能性に向かっての試行錯誤であり、その試行錯誤のゆらぎが我々の生命エネルギの根源である。
現実世界(この世)には、確定された未来などどこにもなく、すべては可能性への確率で、一瞬も留まることなくゆらぎ続ける「不確定性の世界」である。
映画カサブランカで名優ハンフリーボガードが言った、「明日のこと・・? そんな先のことは解らない・・」が「ゆらぎの倫理観」を雄弁に語っている。
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