(※)ディオニュソス 哲学者、ニーチェは認識的なものを「アポロン的」、情意的なものを「ディオニュソス的」というギリシャ神の名をもって分類した。アポロン的とは形而下的であり、言語的であり、ディオニュソス的とは形而上的であり、抽象的である。私はこの分類を日本の歴史時代の名をかりて、認識的なものを「弥生的」と表現し、情意的なものを「縄文的」と表現している。弥生的とは機能的であり、縄文的とは呪術的である。これらの対比を数学的概念で表現すると、アポロン的、弥生的とは「デジタル的」であり、ディオニュソス的、縄文的とは「アナログ的」である。
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