Linear バックグラウンドビジョン / BGVsystem

店舗・介護等の環境改善に向けた応用と展開
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室内用マルチビジョンウィンドウ / 安曇野

BGVsystem
バックグラウンドビジョン
 「バックグラウンドビジョン / BGVsystem」は、建物を取り囲むことを想定して撮影した360度パノラマ映像データを使って、各方向の建物壁面にインストールした「ビジョンウィンドウ」に配置位置に対応した窓映像を同期表示することで、建物室内空間を自由に創造し演出する「空間創造演出技術」です。ビジョンウィンドウで表示する窓映像は裸眼で画面映像に空間的奥行き感を発生させる「3Dビジョンウィンドウ」を開発することで視覚的現実感を向上させました。また新たに開発した「360度動画映像表示技術(マルチ再生映像表示技術)」を使えば、窓映像の撮影収録は「1台のビデオカメラ」で行うことができ、同じ収録データを使って建物室内の壁面状況に拘束されることなく、「ビジョンウィンドウ」の「個数」、「位置」、「間隔」を360度方向自由に設定することができます。

店舗・介護等の環境改善に向けた応用と展開
 レストラン、喫茶店、ブティック、宝石店・・等々の店舗は、その店舗固有の室内環境を必要としますが、 好環境の立地条件であれば、当然ながら地価も高く賃貸料も高額となるのが普通です。「バックグラウンドビジョン」を使用すれば、必要とされる店舗環境を自在に創りだすことができます。使用する窓映像を独自なオリジナリティで制作すれば、差別化が図られるとともに、トレードマークともなり、それぞれの店舗固有の「Only One コンセプト」が実現します。季節に応じて表示窓映像を変えるなど、店内の雰囲気環境を新鮮な状態にたもつことで集客力の向上も期待されます。また高齢化社会を迎え、高齢者の介護、養護老人ホーム等の福祉事業に人々の関心が集まっていますが、従来の高齢者福祉の視点が身体的な運動機能障害の改善にのみ偏っていることは否めません。「バックグラウンドビジョン」を使用することで精神的な閉塞感を改善する新たな介護方法への道が開かれます。同様に、病院、待合室、談話室・・等々に使用すれば精神的なリラクゼーション効果を発生させることができます。
バックグラウンドビジョンの窓映像サンプル


バックグラウンドビジョンの構造
 図 1 は基本となる「バックグラウンドビジョンの構造」です。
 図 2 は新たに開発した360度動画映像表示技術を使用した「バックグラウンドビジョンの構造」です。
 「バックグラウンドビジョン / BGVsystem」における「映像の空間化」の過程は、かってなされた「音響の空間化」の過程における、「バックグラウンドミュージック / BGM」のワンスピーカのモノラル方式から、2スピーカのステレオ方式への展開、さらには4スピーカを用いたマルチサラウンド方式への展開過程と相似します。「映像の空間化」も「音響の空間化」と何ら変わるところはありません。
 例えば、東西南北に向けられて撮影された4ウェイ映像を、対応する4方向の壁に組み込まれた4個のビジョンウィンドウで再生する方法は、音響の空間化における4スピーカを使用したマルチサラウンド方式とまったく等価な意図をもった映像の空間化です。
 本来、映像の空間化は音響の空間化が開始された際に、刻を同じにして検討されてしかるべきものであったわけですが、高解像度の薄型テレビやプロジェクタ等の映像表示装置の技術進歩が整う現在まで、その開発が引き延ばされていたわけです。「BGV(映像)」と「BGM(音響)」が一体化されれば「空間の再現化」はさらに完成に向けて大きく前進することになります。


図 1 基本となる「バックグラウンドビジョンの構造」


図 2 360度動画映像表示技術を使用した「バックグラウンドビジョンの構造」

 また使用される表示窓映像はシステム運用者自らが各地のロケーションで撮影収録したものにとどまらず、図 3 に示すように衛星通信による多チャンネル放送技術や、インターネット回線を使用して「リアルタイム」で配信する方法も採用されます。


図 3 多チャンネル衛星放送技術やインターネット回線を使った窓映像の配信


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